取扱製品
- 3成分孔内受振器とは?
- 特長
3成分孔内受振器 ボアホールピック3315
ポアホールピック(MODEL-3315)は、ボーリング孔内において、地盤のP波およびS波の速度を測定するPS検層に用いるための孔内受振器です。
本器は、3成分の受振器、孔壁圧着機構及び送水チューブ複合ケーブルより構成されており、受振器には、上下動1成分、直交して配置された水平動2成分の動コイル型受振器が内蔵されています。孔壁圧着機構は受振器部の外側のゴムチューブを加圧することにより膨張させ、孔壁に圧着させる方法を採用しています。また、送水チューブ複合ケーブルは受振器からの信号の伝達と、ゴムチューブを加圧、膨張させるための水の伝達に用いられています。
本器は、PS検層用としての特性を有し、小型、かつ操作も容易ですので、広い分野でご利用いただけます。
- 小型、軽量化されていますので、比較的小さなボーリング孔経(Φ56m)でも使用できます。
- ゴムチューブによる孔壁圧着機構の採用によって、任意の深度にボアホールピックを固定できます。
- ゴムチューブの交換は、本体を解体することなく簡単に行なうことができます。
- ゴムチューブを膨張させるための送水チューブは、ケーブルと一体化されており、作業の煩雑さがなく、本器の孔内への出し入れを容易にします。
- ケーブルにはマーキングがついているため、測定深度の確認ができます。